平行度出しに配慮したインバー材の加工事例

加工のポイント

インバー（FN36）の加工事例です。
板材から削り出しで加工し、研磨（7面）を行いました。
※写真は研磨加工前のもの

四本の足（突起）があり、各突起の面と上面との平行度を±0.02で仕上げました。

高さをそろえる捨て加工を行うことで、四本の突起を高精度研磨を実現しました。

製品仕様

材質

インバーFN36

加工種別

板材からの削り出し

寸法・精度

t25×82×115

平面度：0.01
平行度：0.02
直角度：0.01

産業

半導体関連

切削加工技術についての詳細はこちら

関連する加工実績

インバー合金を平面・平行度・直角度0.02で加工した半導体装置部品

インバー（FN36）を板材から削り出しで加工

半導体関連部品（インバー材）

その他の加工実績

タフピッチ銅を板厚1mm・面粗さRa0.01にラップ加工した自動車部品

研磨とラップの併用によりステンレス（SUS316）の鏡面仕上げを実現

アニール処理で歪みを取り除いたアルミ製マウント部外観部品

アルミ（A5052）板材から切削した半導体ウェハー搬送機

真鍮をRa0.006の面粗さにラップ加工した減速機部品ギヤ

アルミの内径に高精度切削を施した半導体装置用光源

インコネルを研磨・切削した航空機エンジン用シール部品

アルミ青銅に研削とラップ加工を行った産業機器用スペーサー

硬度の低い銅をラップ加工で鏡面仕上げ